マウス成体神経幹細胞の運命制御おけるライフステージ及び性別依存的なオルガネラ間接触の役割

東京大学大学院
工学系研究科

平林 祐介

ミトコンドリアは成体神経新生制御に重要な役割を果たす。近年、小胞体との接触を介したミトコンドリア機能制御が明らかになってきた。そこで、今吉グループの成体神経幹細胞特異的な遺伝子導入技術やその解析の知見と、平林グループのミトコンドリアー小胞体接触に関する知見、連続切片電子顕微鏡画像解析技術を組み合わせ、様々なライフステージと性別のマウスにおいて成体神経幹新生過程の全く新しい制御機構を明らかにする。