ボルナ病ウイルス1のNタンパク質-RNA複合体の形成機構の解析

大阪公立大学
獣医学研究科
堀江 真行
ボルナ病ウイルス1(BoDV-1)は近年、人獣共通感染症の原因ウイルスとして再注目されているRNAウイルスである。本研究では、BoDV-1の最小複製ユニットであるヌクレオカプシドのコア構造「Nタンパク質-RNA複合体」の構造の解明を目指す。本研究によって得られる成果は、BoDV-1の複製機構の理解や創薬標的の発見やウイルスの進化の理解に有用であるとともに、より広範なウイルスの研究へと展開可能である。
