京都大学 ウイルス・再生医科学研究所

ウイルス研究の潮流シリーズセミナー:中国で発生したH7N9鳥インフルエンザウイルスのパンデミックポテンシャル

日時: 2019年7月3日 (水)16:00~17:30
場所: 京都大学ウイルス再生研2号館 (旧ウイルス研本館)1階セミナー室   
演者: 今井 正樹 先生 (東京大学医科学研究所 ウイルス感染分野 准教授)
演題: 中国で発生したH7N9鳥インフルエンザウイルスの
パンデミックポテンシャル

講演要旨

2013年に中国で低病原性H7N9鳥インフルエンザウイルスのヒト感染例が確認されて以来、ヒトへの散発的な感染が毎年繰り返し起きている。2016年に入ると低病原性H7N9鳥ウイルスから変異した高病原性H7N9鳥ウイルスのヒトへの感染が確認され、本ウイルスのヒトでの感染拡大が懸念されている。本セミナーでは、高病原性H7N9鳥ウイルスの感染伝播実験から得られた成績を紹介しながら、同ウイルスのパンデミックポテンシャルについて議論する。

一方、季節性インフルエンザウイルス流行株の性状解析には、臨床検体からのウイルス分離が不可欠である。本セミナーでは、最近我々が開発した季節性ウイルスを効率よく分離培養できる培養細胞株hCKについて紹介しながら、現行のウイルス流行株サーベイランスが抱える課題について議論する。

(言語:日本語 Language: Japanese)

主催 京都大学ウイルス・再生医科学研究所
世話人 微細構造ウイルス学 野田 岳志(TEL:075-751-4020)