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がんウイルス研究分野

DEPARTMENT OF VIRUS RESEARCHLAB. OF TUMOR VIRUSES

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メッセージ

本分野では、ウイルス感染による発がん機構の解明とその制御法の開発をめざして、ウイルスと細胞の相互作用の詳細な研究をおこなっている。主な研究対象は、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスである。

准教授 Associate Professor酒井 博幸 Hiroyuki Sakai

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研究内容

酒井グループ

パピローマウイルス感染と腫瘍形成:パピローマウイルスの感染は、イボなどの良性腫瘍を引き起こすだけでなく、子宮頸癌などの悪性腫瘍の原因にもなっています。私たちはこのウイルスの感染と、それによって引き起こされる腫瘍形成メカニズムを探っています。
Wntの細胞内シグナル伝達経路の解析:Wntによる細胞内シグナル伝達は、発生や形態形成で重要な役割を演じ、またWnt経路の恒常的活性化をもたらすようなWnt経路構成遺伝子の変異は、多くの癌を誘発します。私は、Wntシグナル伝達経路をin vitroおよび in vivoで解析しています。