研究内容
酒井グループ
パピローマウイルス感染と腫瘍形成:パピローマウイルスの感染は、イボなどの良性腫瘍を引き起こすだけでなく、子宮頸癌などの悪性腫瘍の原因にもなっています。私たちはこのウイルスの感染と、それによって引き起こされる腫瘍形成メカニズムを探っています。
Wntの細胞内シグナル伝達経路の解析:Wntによる細胞内シグナル伝達は、発生や形態形成で重要な役割を演じ、またWnt経路の恒常的活性化をもたらすようなWnt経路構成遺伝子の変異は、多くの癌を誘発します。私は、Wntシグナル伝達経路をin vitroおよび in vivoで解析しています。