2024年10月7日 【LiMe NEWS】第18回公開講演会を開催しました |
2024年7月20日(土)、京都大学医生物学研究所第18回公開講演会「生命科学から生まれる次世代テクノロジー」を開催し、学内外からたくさんの方にご参加いただき、医生物学研究所の最新の研究成果を知っていただく機会となりました。
本講演会は、医生物学研究所における様々な最新の研究を知っていただくことを目的として、京都大学百周年時計台記念館で開催いたしました。河本 宏 所長によるご挨拶に始まり、当研究所の教授2名による講演が行われました。
新宅博文 教授(ナノ生物工学分野)による講演「電気の力で細胞を操作する」では、電気を使うことで細胞のものを取り出したり入れたりすることが可能になる新しいバイオテクノロジーの解説と、世界の現状にもとづいて博士後期課程進学についての議論を行いました。朝長啓造 教授(RNAウイルス分野)による講演「生命を解き明かし、未来医療をつくるウイルス研究」では、ウイルスの多様性と、その性質を医療に応用する最新の取り組みを解説いたしました。質疑応答の時間には、参加者から多くの質問が寄せられ、活発な議論が行われました。
今回の公開講演会にご参加いただいた皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。医生物学研究所では、これからも様々なイベントや広報活動を通して、皆様に最新の研究内容をお届けしてまいります。今後もぜひご参加いただけますと幸いです。
新宅教授による講演
朝長教授による講演