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2023年5月26日
オミクロンXBB株の進化経路とウイルス学的特性の解明―遺伝子組換えによる更なる免疫逃避能力の獲得―

橋口隆生 医生物学研究所教授、高山和雄 iPS細胞研究所講師、佐藤佳 東京大学教授らの研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」は、オミクロン株(B.1.1.529, BA系統)XBB.1株の進化の軌跡とウイルス学的特性を明らかにしました。進化系統解析により、オミクロンXBB株は、2種類のオミクロン株(オミクロンBJ.1株とBM.1.1.1株[BA.2.75株の子孫株])がスパイクタンパク質の受容体結合部位(RBD)において遺伝子組換えを起こしたことで生じた変異株であることを明らかにし、XBB.1株の性状、構造、病原性を明らかにしました。

詳細は、京都大学のホームページをご覧ください。