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2023年8月30日
喘息や肺線維症の発症を抑制する因子の同定―CD45による2型自然リンパ球制御機構を解明―

生田宏一 医生物学研究所教授、崔广為 同助教(研究当時)、榛葉旭恒 医学研究科助教、城口克之 理化学研究所チームリーダーらの研究グループは、リンパ球の表面に発現するタンパク質CD45が、肺の炎症や線維化に関わる2型自然リンパ球(ILC2)の抑制因子であることを明らかにし、CD45がILC2を介してアレルギー性肺疾患や肺線維症の発症を抑制していることを発見しました。

本研究成果は、2023年8月29日に、国際学術誌「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America (PNAS)」にオンライン掲載されました。

詳細は京都大学のホームページをご覧ください。