2023年11月15日 T細胞性急性リンパ性白血病の増殖因子を発見 – 新規治療法開発への手がかりに – |
遊佐宏介 医生物学研究所教授、青木一成 同助教らの研究グループは、T細胞性急性リンパ性白血病細胞が骨髄内に留まり増殖する分子メカニズムとして、遺伝子発現の制御に関わるクロマチンリモデリング因子の一つcBAF複合体が重要な役割を担っていることを明らかにしました。
本研究成果は、2023年11月3日に、国際学術誌「Blood」にオンライン掲載されました。
詳細は京都大学のホームページをご覧ください。
論文タイトル
Canonical BAF complex regulates the oncogenic program in human T-cell acute lymphoblastic leukemia
Blood (2023) doi.org/10.1182/blood.2023020857