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2024年1月15日
【医生研だより第10号】「第一回 中国医薬大学-京都大学合同シンポジウム」を開催しました(2023年12月20日)

京都大学医生物学研究所(LiMe)、京都大学高等研究院物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)、京都大学医学部附属病院(KUHP)は、中国医薬大学(China Medical University、台湾)との合同シンポジウム「第一回 中国医薬大学-京都大学 合同シンポジウム “Challenges from basic and clinical medicine for treatments of diseases”」を、2023年12月20日に京都大学芝蘭会館 稲盛ホールにて開催いたしました。

中国医薬大学は、台湾の台中市に位置する、医学部を中心にした私立の総合大学です。京都大学と中国医薬大学は、2022年に大学間学術交流協定を締結いたしました。この協定締結にあたっては、以前から中国医薬大学と実質的な交流を行ってきた医生物学研究所、医学研究科・医学部附属病院、そして高等研究院の物質-細胞統合システム拠点という三部局が京大側の代表部局として進めてきましたが、この三部局の中では、医生物学研究所が主軸としての役割を担いました。協定締結1周年を迎え、両大学の更なる交流の発展のため、初となる合同シンポジウムを開催いたしました。このシンポジウムも、引き続いて医生物学研究所主導で開催され、両大学の関係者をはじめとする 約90名が参加いたしました。

シンポジウムの冒頭では、湊 長博 総長およびMien-Chie Hun中国医薬大学学長による挨拶と特別講演が行われました。その後、「がん」「幹細胞と老化」「細胞治療」「治療戦略」「データサイエンス」の5つのテーマで両大学の研究者14名が最新の研究発表を行い、各講演後の質疑応答では熱心な議論が交わされました。河野副学長は閉会の辞の中で、アジアにおける研究の発展の意義について話されました。また懇親会では、和気藹々とした雰囲気の中で情報交換が行われました。

本シンポジウムを通して両大学間の交流が一層促進され、さらなる研究交流や人材交流が期待されます。

1. 記念品交換の様子

2. 講演者・座長らの集合写真

3. 湊総長による特別講演

4. Hun学長による特別講演

5. 河野副学長による閉会の辞

6. 会場の様子