研究分野
遺伝子改変マウスをもちいて受精と免疫システムの融合域を探る
当分野では、1.受精機構の分子メカニズム、2.炎症性Tヘルパー細胞の制御機構、3.受精と免疫の融合研究、について生化学、分子生物学、免疫学的手法を中心に解析を進めている。精子の受精能獲得機構、炎症性Tヘルパー細胞による組織炎症維持機構については未だ不明な点が多く、これら生体プロセスに関わる新規の分子機構について広い視点から探索を行っている。特に個体レベルにおける分子制御機構については遺伝子改変マウスを作製することにより、ターゲット分子の生体における重要性を明らかにしようと研究展開をおこなっている。